イメージとのギャップがすごい!アニメ『チェンソーマン』にハマった理由
先日、『鬼滅の刃 無限城編』を私の住むカナダの映画館に観に行ったときのこと。予告編で『チェンソーマン レゼ篇』と『呪術廻戦』が流れていた。この予告を見る前の『チェンソーマン』の印象は「グロテスクなバトル満載のアクションアニメ」だったのだが、どこか恋愛やコメディの要素も見え隠れして気になり、数日後にアニメ『チェンソーマン』を視聴してみることに。
結果は――想像以上に面白い!見る前のイメージとのギャップに驚き、気づけば一気にハマってしまった。ここでは、そんな『チェンソーマン』のあらすじと、アニメ初心者の私でも夢中になった4つの見どころを紹介する。
1. あらすじ
借金を抱えた少年デンジは、悪魔の相棒ポチタと共にデビルハンターとして日銭を稼いでいた。ある事件をきっかけに彼は“チェンソーマン”となり、人間と悪魔のはざまで新たな戦いに巻き込まれていく――。
2. 見どころ
① キャラクターの魅力
広告のイメージでは「スーツ姿の大人のヒーロー」かと思いきや、実際のデンジは16歳の少年!育った環境のせいで“一般的な当たり前”が通じない部分が多く、そこが逆にリアルで共感を呼ぶのだ。他に出てくるキャラクター達も魅力がいっぱい。パワーの破天荒さ、アキのクールさ、マキマのミステリアスな存在感など、キャラクター同士の掛け合いが見ていて楽しい。
②音楽とエンディング
米津玄師によるオープニングはスタイリッシュでおしゃれ。そして何より驚いたのは、エンディングの楽曲と映像が毎話変わること!作品を音楽面からも楽しめる。映画『レゼ篇』では米津玄師と宇多田ヒカルのコラボ曲が発表され、映画の内容とどうマッチするのか今から楽しみだ。
③アニメーション
制作はMAPPA。バトルシーンの迫力はもちろん、日常の描写がとてもリアルで印象的。例えば、アキの朝のルーティーンや姫野の帰宅シーン。派手な戦闘ではない静かな場面だからこそ、音と作画のリアルさに引き込まれた。高速道路のサービスエリアや家での食事シーンなど、日常の何気ないシーンも、YouTuberか誰かのVLOGを観ているようで、目が離せない。
また、私はカナダ在住10年目ということもあり、最近はアニメを見る時は、海外目線で見るという癖がある。アパートの床に座って食事をするシーンや、居酒屋での同僚との飲み会のシーンなど、リアルすぎてノスタルジックな気分になると同時に、こういう絵柄は日本ならではだなと感じる。
④コメディ要素
『チェンソーマン』はダークでシリアスな展開と、コメディ要素が絶妙バランスで成り立っている。特に主人公デンジの「16歳らしい動機」は等身大で、立派な使命感を掲げるヒーローとは一線を画している。だからこそ共感でき、笑えて、親しみやすいキャラクターになっている。
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3.おわりに
ここ1年ほどいくつかアニメを観てきたが、『チェンソーマン』は久々に「ハマった!」と感じた作品だ。広告や予告だけでは分からなかった魅力があり、アニメ初心者の私でも一気に引き込まれてしまった。
わたしが住むカナダでも間もなく『チェンソーマン レゼ篇』が公開予定。映画館で観に行くか、アニメサイトで配信されるのを待つか、現在悩み中。(早く観たいが、好きだからこそ家でリラックスして見たい気もする….。)
もしまだ『チェンソーマン』を観ていない方がいたら、ぜひ一度チェックしてみて欲しい。きっと「イメージとのギャップ」に驚くはず。
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